「死」について考えていると、強い恐怖感に襲われることがあります。 死ぬときの苦しみ、自分の存在の消滅、死後のことなどを考えることによって、恐ろしい感じがしてきます。 しかし、恐れをまねく考えは、すべて想像です。本当の死を経験した人の話が残っているわけではありません。 死の恐怖をうったえる人の人生相談を読んでみると、その想像力の豊かさに驚かされます。様々な状況を細かく具体的に想像しています。(ここでは紹介するのはよします) 死に関する想像の仕方のうまさで、恐怖感はいっそう強くなるようです。 一方、死について幸せな想像をする人もいます。「幸せな人生だった」「ありがとう」などと言いながら死ねる。死ぬ直前には、苦しみもなく、気持ちよくなる。死後は天国や極楽のような幸せな世界。これらのような想像をする人もいるのです。 私は「幸せになる方法」の中で、死後について次のように書きました。 死後の世界があるかどうかはわかりませんが、死後の世界を恐れる人がいます。現在を幸せに生きられる人は、きっと死後の世界でも幸せでしょう。死後の世界も、その時になれば現在だからです。 幸せになる能力を身につければいいわけです。死後の世界に持って行けるのは、自分の精神性だけでしょう。幸せになる能力は、精神性の一部だと思います。 もし、死が恐ろしくてたまらない、と感じたら、思い出してください。 「この恐怖を作り出しているのは、自分の想像」 それに気づくだけでも、少しはラクになるのではないでしょうか。 あとは、自分の考えをコントロールする工夫をしてください。「ハオハオ」でも、簡単なひと言でも、楽しいことを考える、好きな人のことを想う、元気になれる歌をうたう、でもいいと思います。 自分の考えはコントロールできない、とあきらめなければ、きっとできます。 (attack on titan)
作成日
2014/05/01
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