非常に微細な粉塵は体積に対する表面積の占める割合(比表面積)が大きい。そのため空気中で周りに十分な酸素が存在すれば、燃焼反応に敏感な状態になり、火気があれば爆発的に燃焼する。炭鉱で石炭粉末が起こす炭塵爆発がその代表例である。また小麦粉や砂糖、コーンスターチなど食品や、アルミニウム等の金属粉など、一般に可燃物・危険物と認識されていない物質でも爆発を引き起こし、穀物サイロや工場などが爆発・炎上する重大事故を引き起こす(なお日本においては、アルミニウム、亜鉛を始め多くの金属の粉末は消防法上第2類危険物(可燃性固体)として、小麦粉やコーンスターチなどは複数の自治体によって指定可燃物として指定されている)。 ()
作成日
2018/07/24
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